TLE-KING体験編


2月20日、鈴鹿の交通教育センターが主催する「トレキング体験&スクール」に参加してきました。トレキングとは、バイクを使った林間コースでのオリエンテーリングで、ウッズランが得意な人はCPをたくさん回れるけど、結局最後には運がものをいうゲームです。

9時半受付なので朝7時に大阪市内の自宅を出発。西名阪は雨・雨・雪・雨でした。
この様子ではコースはかなりチュルチュルになっていそうです(--;
受付を済ませてバイクを降ろすのに手間取ってたら集合時間に間に合わず、バイクはトライアル国際A級の先生が持っていってくれました(^^;
#近頃の私は「池の平シリーズチャンピオンにバイクを後ろへ下げてもらう」とか「MX国際B級レーサーにエアクリーナ洗浄をしてもらう」とか、スゴイ人にいろんなことやらせてる(^^;

はらにゃんのCRMに貼ってある「北摂GERO」ステッカーを目ざとくみつけた先生。
先「北摂っていったらどこらへんで走ってるの?」
私「内緒なので言えないです!」

クラス分けは以下の3クラス。
・LEVEL1/バイク初心者
・LEVEL2/オフ未体験者
・LEVEL3/オフ経験者
自己申告制なので私はLEVEL3クラスに入りましたが、これがとんでもなかったのだ(^^;

スクールが始まる頃には雨もあがって、晴れ間も見えてきました。でも、コースはチュルぬたです。
午前の1時間は、傾斜20度ほどの壁をひたすら走りました。
加速が足りず変なところでアクセル開けてリアがズルっと滑り、失敗第一号になってしまう(--;

課題と教わったこと。
狙ったラインをきちんとトレースできるように。
チュルリラのキャンバーは、はじめに勢いをつけてあとは惰性(パーシャル)で乗り切る。

お昼ご飯は「鈴鹿幕の内弁当」冷めてたけど割と豪勢でした。

午後の2時間は「トレッキングスクール」ですが、LEVEL3=どこでも連れてってクラスなのでTRIAのA先生は自分が走ってて楽しい道を行きます。私ともうひとりの女性は途中からついて行けずに、もう一人のB先生と基本練習になってしまいました(^^; 林間の斜面で8の字なんてやってたりしました。

40分ほどやって休憩に。集合地点に戻るとLEVEL3クラスは大ヒルクライム大会をやってました。
B先生がLEBEL2クラスの先生に私らのことを「LEVEL3のリタイヤ組」と言っていたのが非常に悔しかった(--; 後半、彼女がLEVEL2に行ってしまって私はB先生とマンツーマンで練習というありがたい時間をすごしました。でも、あまりの下手さに「ついていけるとこまで行きましょう」と言っていた先生も、ほんのちょっとだけ急な登りでさえ「難しいのでやめましょうね」と言って、かなり平らな所しか走れませんでした(--;

しかし、さすがは教習所の先生です。教えるのが上手い!誉め殺しです(^^;
アドバイス通りにやると本当にいとも簡単にできてしまう。

以下、教わったこと。

・下りではクラッチとフロントブレーキは握らない。リアブレーキも踏みっぱなしだと
滑り落ちるだけなので、ちょんちょんちょんと効かせる。
・前輪と後輪の真ん中に乗る。
・ラインにさえちゃんと入れたら、あとはバイクまかせ。
・上半身はリラックス。膝から下でコントロール。
・曲がる時は、バイクだけ傾けて体はまっすぐ、上体をハンドルの正面に向けるように。
そうするとバイクは勝手に曲がっていく。
・斜度に合わせたアクセルワーク・クラッチワークを覚える。
・曲がる時はシートの前角におしりの割れ目を乗っける。
・狭い場所でのUターンは車体は地面に垂直、ハンドルフルロック、体は思い切りシート前部へ。
クラッチをちょいちょいっとつなぎながらゆっくり。
・斜めの所で転回するときは、バイクを山側に少し倒して腰で支え、
アクセル一定でクラッチをちょんちょんとつなぐとバイクは勝手にまわってくれる。
・バイクにまっすぐ乗ってれば、切り株にタイヤが乗っても全然ヘーキ。
・チュルくぼみからの脱出方法は、後ろめに座り、アクセル開でクラッチをつなぎ前に押し出し、
いったん下がり、ふりこのように反動を使用して、クラッチ一気つなぎでポンっと出る。
この時はシートの後ろめに座りバイクと一緒に前へでなく、バイクを押し出してやるカンジ。

もしかしたら、LEVEL2クラスに行っていればもっと走れたのかも知れないけど、結果的にすごく得したようです。だって、好きに走るのはいつでもできるもん。つきっきりで教えてもらえるなんて滅多にないことだからね。

そして、少し休憩をはさみいよいよ1時間の「トレキング体験会」が始まりました。

林間コースの所々にテープで区切られたチェックポイント(森の祠)があります。祠内は一方通行なので、せっかく見つけても入り口を探しに迷走したり(歩きで探索が得策)、苦労して通過したのにダミーだったりする。規定では7つ以上の祠を見つけるか、60ポイント以上獲得しなければいけないのだが、私は結局4つしか見つけられなかったし、ポイント(くじ引き)も41点しかなかった。

だって、最初に抜けた祠から道なりに進んで入った祠を抜けたその先が結構厳しい登りで、登り切ったら激下りで、神経と体力を使い果たした感があったのだ(^^; 下手な転け方して怪我したくないし、のほほんとしてたら同じような所にしかたどりつけなくなってしまっていた(--;
あと、私ってジャンケンなら負けない自信があるんだけど、くじ運は悪いのよね〜(^^;
ちなみにはらにゃんは祠7つ・132ポイントだってさ。

このトレキングが我々の言うアタックツーリングと一番大きく違うところは、たとえ上級者クラスでも、はまったりこけたりするとすぐに助けの手が伸びてくることである。「大丈夫ですか?」って聞くから「大丈夫です」って言うのにわざわざバイクを止めて助けてくれるのね。初心者から上級者まで、バイクに乗る人も乗らない人(歩きで参加もOk)も楽しめるイベントなので、これはこれでいいでしょう。私のようによく転けるやつはバイクおこしで体力消耗するから助かります。

今回の参加者は23人。コースが狭いからわかりやすいCPは混雑します。それと特に危険な交差点などは一旦停止の指示、激坂は一方通行の指示があるけど基本的には相互通行なので結構気を使います。残り10分の時、再度出発しようと坂を上ったら反対側から子供とその父ちゃんが来ていてちょい焦りました。本大会は何人ぐらい参加するかな?あまり多いと走りにくいにゃ。

目標は・・・

平民以外ならなんでもいい(笑)

TLE-KING体験編 終わり

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