運がいいのか悪いのか？　TLE-KING大会編 3月26日、鈴鹿の交通教育センターが主催する「トレキング第1回大会」に参加してきました。トレキングとは、バイクを使った林間コースでのオリエンテーリングで、ウッズランが得意な人はCPをたくさん回れるけど結局最後には運がものをいうゲーム（カードによるくじ引き）です。 画像は参加賞のホルダーとピンバッジ。 朝6時に起きて大阪市内の自宅を出発。 天気は降ったりやんだりであまりよくない。 この日のスケジュール（省略版）は以下の通り。 08：30　受付（〜09：30） 10：45　ステージ1（祠で修行）開始 11：45　王者の審判（規定ポイントを満たしているかの見極め） 13：15　ステージ2（祠の封印・魔王退治）開始 14：15　最後の審判（結果申請） 15：30　表彰式 ステージ1 林間のコース内にいくつあるかわからない祠をさがしてまわる。 祠といっても隊長や幼夢淫さんが出現するわけではない（笑） 祠についたら村の守護神が何枚かのカードを差し出すので、神経を集中して1枚を選ぶ。 そのカードに書かれた経験値を記入してもらい、また次の祠探しの旅に出る。 この修行と呼ばれる行為を7回するか、経験値を60以上にすることがステージ1クリア条件だ。 一緒に参加したはらにゃんはレベル3で私はレベル2。レベル3の人は必ず行かなければならない祠が3つもあって、私にはちょっと難しいだろうってことで、別行動にした。 ひとりで頑張ることにしましょう。 まわりに人がいないのでちょっと心細くなりながらも、祠を探してウロウロする間にやっぱり乗れてないようで何度もこけた　(^^; ひとつめ、1点　(--; ふたつめの祠、入るまでに悪戦苦闘したのに行ってみたらONLY　LEVEL1のとこだった　(--; 神様、そぐそこでにこにこしてみてるだけで教えてくれないんだも〜ん、ヒドイや。 ほんとのふたつめ、0点。（1点） みっつめ、また1点。（2点） このあとに偶然はらにゃんと再会＆祠MAPを発見。 でも、超アバウトな地図なので結局なくてもあまりかわりはないという状態　(^^; よっつめ、ちょいと気合いを入れて5点。（7点） いつつめ、かなり気合いを入れて10点。（17点） おっ、だんだん運気が上がってきたかな？でも、もう残り時間がないよ〜！ 最後、祠へ行こうとしている人の後ろについたら、その人もなかなか上れないので一緒に押し上げた。私も当然のように上れず必死になって押してたらさっきの人が手伝ってくれ、それを見ていた守護神、時間ギリギリ（すぎてた？）にもかかわらず修行をさせてくれて、20点。（37点） だんだん得られる経験値は増えていったけど、結局祠6つ、経験値37というおそまつな結果。 審判所へ行き、経験値を書き込んだ鍛錬の書を提出。 ここで規定をクリアしたかどうかを見極められる。クリアしていると次のステージで魔王と対決するための必需カード「王者の刃」獲得権が与えられるのだ。 「だめでした〜」と差し出すと「0点があるから倍になるので（74点で）クリア」と言われる。 そう、0点カードはラッキーカードだったのだ。諦めてたので、本当にラッキーだった（笑） 規定をクリアしたので、ここで更に3枚の中から1枚のカードを選ぶんだけど、はらにゃんは祠もいっぱいまわって経験値も結構高いのに、「王者の刃」はGETできず。でも修行で30点引き当ててたからいいよね。私はさっきのラッキーついでで、見事GETしたのであった。 ステージ2 ステージ1での経験値に基づいて得たカードによるカードバトル。 昼ご飯、2＆4（ちょこっと）観戦の合間に魔王が復活をとげ、ステージ1で神がいた祠はすでに魔物に占領されているのだ。 自分が出したカードより点数の低いカードを魔物の持つカードから引き当てると見事祠の封印に成功となる。負けるとカード没収。引き分けなら祠に入り直して再挑戦。 ←これが「魔王」だ！ 負け続けてカードがなくなったらスタート地点にある両替屋で「ぐるぐるバット」で回った回数分のカードをもらって再び戦いに挑まねばならない。 小学生の男の子がこれで100回くらい回って賞をもらっていた。スゴイぞ。 1回目、様子見で5点のカードを出してみる。魔物が一言「これでいいの？」　運試しだからいいのだ！ やった！1点を引き当てたぞ。封印に成功だ！ あとみっつの祠を封印すれば晴れて王者に認定される。頑張るぞと思ったのもつかの間、バッテリーの調子が悪い。なんとか更にふたつまわって、引き分け・負けとなりもう時間がない。 ←「森の番人」に助けられるの図 かなり悪戦苦闘（バッテリー死亡で始動できずに途方にくれていると、後からにゃんさんに追いつかれる。なんでも意地になって同じところを6周（5回連続引き分けの後敗北）してたらしい。黄色の1、6番の人に押し上げるのを手伝ってもらい、緩斜面を利用してにゃんさんが押しガケして無事始動に成功する。その間にＤＴを移動させていたら、ボテゴケしてテールランプを粉砕してしまった　(--;　とりあえずスタート地点の広場までこじぇべるを上げてお休みさせてあげる。時間が数分余っていたので、DTを借りて(これっていいのかなぁ？ま、堅いことは言わないで）一発勝負にチャレンジする。魔王と勝負して勝ったら、一気に封印カード4枚を手に入れることができるのだ。でも、負けたら持っているカード類は全て没収されてしまう。さらには魔王のいる祠へと向かう坂は、結構激しいもので、順番待ちしていた黄色６番の人と、祠巡りを諦めたにゃんさんに押し上げてもらう。）の後、時間ギリギリでいよいよ魔王と直接対決だ。 魔王はウェアもヘルメットも真っ黒で、思わず某隊長を思い出してしまういでたちだった(笑) 「王者の刃」カードを出して、魔王の手持ちから一番下のカードを引くと、なんと0点の「王者の矢」カードだった。この「王者の矢」カード、点数は0点だが特性として「王者の刃」カードには勝つという切り札なのである。土壇場ですごい（最悪の）カードを引き当ててしまったのだ。 持ってたカードはすべて没収。なぁんにもなしになってしまったところでタイムアウト　(^^; ←勝負に負けてうなだれるの図 しかしこの魔王、「刃」が「矢」に負けるってこと忘れてたみたいだぞ。しっかりしろ！（笑） 手持ちのカードを申告（最後の審判）に行き、「魔王に負けました」と言うと、オフィシャルの人にでかい声で「すってんてんかぁ！！」と言われてしまった。(--; 集計を待つ間、自由走行やワンポイントレッスンが行われた。 私は疲れ果てたので雨をさけてテントの中でただぼ〜っと、楽しそうなみんなをみていただけである。 表彰式 今大会の表彰は以下の通り。 TLE-KING・・・封印カードが一番多い人、各クラス1名（3名）・総合1名 T-KING・・・・一番早く魔王を封印した人、各クラス1名（3名） L-KING・・・・ステージ1ですべての祠を回った人、各クラス1名（3名） E-KING・・・・より多く人助けをした人（無記名投票により上位5名） 王者・・・・・・魔王を封印（はらにゃんはこれに該当）または4か所以上の祠を封印できた人全員 勇者・・・・・・ひとつでも祠を封印できた人全員 準勇者・・・・・祠を封印できなかった人（平民）の中から抽選で複数人 不幸の民・・・・抽選にもれ、準勇者になれなかった平民の中から抽選で1名 当然といえば当然ですが、T・L・Eの各KINGは総取りの人もいた。 （賞品だぶってかわいそう） レベル2はL-KINGの該当者なし。 総合優勝（初代チャンピオン）は女性！ （わかってるだろうが私じゃないぞ） 画像は各KINGの表彰シーン。でっかい黄金の剣には歴代KINGの名前が連ねられていくことだろう。（高校野球の優勝旗のように） 私は平民。たったひとりの平民なのだ（泣）平民が一人しかいないので準勇者は該当なし。 そして不幸の民を獲得する権利があるのも私ひとりだった。 該当者が1名しかいないからといってすんなり賞をもらえるほどトレキングは甘くない。 やっぱりくじ引きで「ハズレ」を引いたら不幸の民決定だ。 なぜハズレかって？だってとことん運がないのが「不幸の民」なんだもん。 ここで私が「アタリ」を引けば賞品はじゃんけん大会でばらまかれることになる。 高い所に上がらされて、みんなの方を向いて立つ私と、みんなにカードが見えるように後ろ手に持って立つオフィシャルの人。「右か左、どっちにしますか？」「左」と言ったとたんにみんなが笑う　(^^; なんで笑うねん。 誰かの「今ならまだ変えてもいいよ」の声が聞こえる。 ←足下の箱の中に賞品が詰まってる。 一度言ったことを変えるのが嫌いな私はやっぱり左を選んだ。 はたして差し出されたカードには何も書いてない。 「ハズレ」だったのだ（笑） 不運に不運を重ねて見事「不幸の民」として でっかい段ボールに入れられた豪華賞品群をGET！ 実はこの大会、「不幸の民」の商品が一番いいと聞いてたので 密かに狙ってたんだよ（笑） 金額にすると3万円相当に値するものが入ってたよ。 （ちなみに参加費は5000円） こうなると私は運がいいのか悪いのかわからなくなってくる。どっちだと思う？ 私は本当に運がなかったのは・・・ 黄色ゼッケン6番のセローの人だと思う。 だって寒い中自走できて、ものすごく順調にまわってたみたいなのに、私を助けたばかりに魔王との3度目の対決が時間切れでできなかったし、E-KINGの抽選にももれたし。なんだか申し訳ないよ　(^^; そして、これは噂ではあるが・・・ 秋に魔王が復活を企てているらしい。このレポートを読んだ君。 君も不幸の民になって豪華賞品をGETしようじゃないか（笑） マジでお宝になりうる物が入ってるよ（人にもよるけど） TLE-KING大会編 終わり