九州の夏、高原の夏・4


8月15日(土) 地鶏カラアゲと小松地獄(地熱発電)

目が覚めると「朝寝坊の皆さん 先立つ不幸を お許しください」の書き置きを残しておじさんの姿はすでになかった。

おじさんはにゃん&ぽぽの「来れるもんなら来てみなさい」の言葉に、単身ギャランを駆って石川からはるばるやってきて、サバ食べて、温泉入って、どん兵衛食べて帰りました (^^;

今日は3人で適当に走り回って遊ぼうということになり、まずはリゾネイトクラブというところで露天風呂を楽しむ。

ここは鉄分が豊富な錆色のお湯。内湯のガラス戸を開けて露天に出るんだけど、外のお湯の方が断然よかった。「気温低下のため湯温がさがっております。申し訳ございません」との断りの張り紙がありましたが、なかなか適度な湯温で快適でした。

ちょっと長湯したかなと思って上がってみると殿方はまだ出てきていない。代表して貴重品を引き取り、爽やかな風に吹かれながら待つが、なかなか出てこないので、利用客がいないのをいいことに写真を撮ろうと思い風呂に戻ると、そうじのおじさんがいた。(写真撮れないよ (/_;) )

「お風呂ですか?」
「いえ、もういただいたんですけど、連れがでてこないので。。。」
「フロントで申込されましたか?」
「はい」
「応対したのは男の人でしたか、女の人でしたか?」
「女の人でした」
「どんな服着てました?赤い服でした、緑でした?」
「赤でしたよ」
「・・・・・・・」(なにやら考え込んでしまったおじさん (^^;;; )

ここのお風呂は朝10時からそうじをするので本当は入れないところをフロントの人が客を入れてしまったので、おじさんは困っていたのでした。
「もう出てこられると思いますよ」とのおじさんの声に、ロビーまで戻るのも面倒だったので、外廊下で待つ。火照った体に冷たい風が心地よい。風呂場からはドライヤーの音が聞こえる。
早く出てきてよぉ〜。。。

リゾネイトをあとにして、長湯方面へ向かう。12日に、沢水へ行く途中で見かけた「湧水茶屋」へ豆腐丼を食べに行こうと思ったのだ。が、迷いつつもなんとかたどり着いたにもかかわらず、臨時休業 (/_;)

店の中では親戚の集いが賑々しく執り行われておりました。(ズームイン朝でやっていたのはたぶんここだと思うんだけど・・・違うかな?)。ソフトクリームのポスターのコピーが面白かったので写真に収めてしまった (^^;;;

五感直撃!! あくまでクール、どこまでもピュア。 待っていたのは、このストレートなテイストだ!!

長湯近郊のドイツ村(それっぽいデザインの家が並ぶ住宅街)のはずれにある「楓」という地鶏を食べさせる店で昼食にする。殿方二人は炭焼き地鶏。私は奮発して楓定食。この楓定食(写真)がまた豪勢なのだ!カラアゲなんて三人前くらいあるんじゃないのってくらい山盛り。小鉢とかもいろいろついてて、結局カラアゲは殿方に手伝ってもらいました。

みんな嫌というほど地鶏を堪能して、さぁ、名水目指してGO!

ここからしばらく私の DJEBEL とぽぽさんの DT125 を交換して走る。
初めてまともに乗る2stバイクだ。これって楽しい!欲しくなっちゃった。

ということで、まずはシュワシュワ炭酸の白水鉱泉。
にゃんさんが「30秒流れに手をつけていられるか?」と言うのでやってみる。冷たくって気持ちいい〜が20秒くらいでだんだん痛くなってくる。でも我慢できないほどじゃないし余裕でした。あとから手がポカポカしてきて、これがまた気持ちいい(笑)

おいしい水を飲んで涼をとり、名水の滝を目指して木々の間を歩きます。
かっこいい滝に感動し、もっといいポイントを探して足元を見ずに歩いたら斜面で滑って思いっきりこけた (--;
カメラがガシャンと嫌な音を立てるが、なんとか被害なし(このカメラ CANON IXY G はにゃんさんからのプレゼントなので壊したら大変 (^^; ) 右腕と小指付け根に切り傷を作ってしまった。
中指も打撲であとから痛みがやってきた (/_;)
でも傷口はきれいな水で洗っておいたので大丈夫!
冷たく冷えたトマトを食べて、林道目指してGO!
次に男池。さわやかトイレ清掃代¥100を払い原生林へ入る。木の橋を伝って池までまっしぐらです。

しかし、林道入り口には鎖が張られて通行止めだったので諦めて近くの脇道で遊ぶことにする。
まずにゃんさんが DT で登る。見てると結構な急勾配だ。
こりゃ、下りがこわいなぁ (^^; ぽぽさんと二人、苦笑いする。

次にぽぽさんが DT で挑戦。登らない(笑) もももも言ってかめのように登る。下りの急勾配で「こける、こける、こける〜!!」と叫びながら降りてくるぽぽさん 、楽しそうだ (^^)

せっかくここまで来たのだから私も挑戦することに。
とっくりくんは低速が非常に粘るので、見かけより登るんですね。調子いいじゃん(笑) で、どこまで行っていいいのかわからず適当に止まったとこがU転しにくい場所だったので、もうちょっと上に行こうと思うが見事にはまってしまいにっちもさっちも行かなくなってしまった (^^;
仕方がないので力技で転回し、下りはじめる。思い切り後ろ荷重、Rブレーキで速度調整。行けるじゃんと思ったのもつかの間、降り口手前の急勾配でものすごいスピードになってしまう。

「あ゛〜、こわい〜!」と叫びつつそのまま下り切る。緩いカーブで下に落ちそうになるがなんとかこらえ、一気に走り抜けた!でも出口で左に曲がらないと崖下の人家に飛び込んでしまうので必死でした。本当にヤバイと思ったよ。無事バイクを停めて、しばらく心臓がバクバクしてました (^^;;;
でも最高におもしろかった!(笑)
この坂を「やこちゃジェットコースター坂」とにゃんさん勝手に命名する。

ところで、この写真はバイクに乗り始めて以来一番の、カッコイイできだと思うぞ (^^)v

その場をあとにし、やまなみ〜牧の戸を越えて筋湯方面へ。小松地獄の看板写真を撮影。これは内輪ウケの話題なのでわかる人だけわかってくれたらいいです(笑) 地熱発電所を軽く見物して(モクモク蒸気で何がなんだかわからんかった)キャンプ場に戻る。

すぐにバイクを積み込み午後7時頃出発、翌朝7時過ぎ大阪の家に到着。
こうして振りかえると最終日が一番充実してたみたいだ(笑)

九州編おわり

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