SUZUKAトライアルミーティング 12月8・9日


鈴鹿のHMSトライアルスクールの年末企画。
参加費用29800円はちょっと痛いんだけど、1泊2日でトライアルにドップリ浸ってきました。
今回は初めての開催とあって告知が行き届かなかったらしく参加者が非常に少なかった。生徒10人に対して国際A級ライダー5人+STECインストラクター3人というおいしい構成。クラス分けは初級=IA村田慎示クラス=3人、初級の中級=IA三谷知明クラス=3人、中級=IAS田中裕人クラス=4人と少数での練習だったので、非常に中身の濃い、十二分に満足の得られるスクールとなりました。

12月8日(土)
渋滞もなくすんなりと走って10時過ぎに鈴鹿サーキット交通教育センターに到着。
ちょうどメンテナンス指導の最中だったので5月に購入以来触ってなかったエアクリーナーの洗浄とキャブレターの洗浄をやってみる(こっちは時間的都合で先生がやってくれた。パイロットスクリューの締め具合がわからないままになってしまったので要復習だ)
エアクリーナーは大変きちゃなかったです(笑)ガソリンで洗ってオイルぬりぬりしておしまい。
キャブの分解をしてる途中で11時になりスクール受付&オリエンの召集がかかったので、一旦作業停止。キャブの組み込みは三谷知明講師がちゃっちゃっとやってくれたのですが、タンクの取り付けがはかどらず、スクール開始に遅れをとってしまった。

スクール開始

スタンディング
初っぱなにこれがくるとは〜。スタンディングはいまだにできない。どうしても右に重心が偏ってしまってダメです。腕がガチガチって言われた (^^;)


ウォーミングアップ走行
田中裕人選手が先導してグルグル回ります。小回りが難しい。なかなかラインをトレースできませんでした。後ろを小川毅士選手が走ってるキンチョーもありました。

この後お弁当をいただいてトライアル場に移動、3クラスに分かれてそれぞれのレベルに合わせたスクールが始まりました。私は初級の中級クラスで講師は三谷知明選手です。小川毅士選手・田中裕大選手も見本走行やヘルプでついてくれました。

ウッズのキャンバーターン

長い坂を下ったら右にターンしながら登る練習。曲がりながら登るのって難しいね。半クラと一言で言っても強い半クラ弱い半クラとか微妙な加減が必要で、なかなか難しいです。
バイクの倒し加減とか倒したバイクをまっすぐにするタイミングとかどのあたりでクラッチつなげるとか、考えすぎると上手くできません。
オマケに私はラインを覚えられないという致命的な障害を持っているため、最初のトライでラインはずしてしまった。

さっきよりちょっと急なターンしながらの登り

体の動きが鈍いようで、行けるんだけどできてないというかギクシャクしてバランス崩しやすい。
ウッズってせせこましく感じてしまうので苦手意識があるんですが、ラインさえ見れたら気にするほどでもないなと思えるようになってきました。

スクール終了後はみんなで夕食会。全員の自己紹介や質問コーナーなどで盛り上がりました。いろいろとおもしろい話が聞けたけど、それは参加者だけの特典ということで。

12月9日(日)
今日は午前中スクールで午後はミニコンペです。

ウッズ・下ってすぐターンしながらの登り

ターンのポイントに切り株があってつい目がそこにいく。うぅ〜苦手だ。とにかくアクセルを開けすぎず閉じすぎず半クラ多用でバイクを内側に倒しながらバランス崩さないようにひたすら踏ん張っていく。

枕木を乗り越えながら下る

6本くらい枕木がおいてある下り。ヒザをうまく使って乗り越える時のショックを吸収しましょうというもの。
自分ではできてるのかどうかわからないよ。考えると体が動かなくなるから考えずにやることにした。ちゃんとできてると言ってもらえたのでよかった。

コンクリ柱越え(低速からのフロントアップ)

ゆっくりした速度でボディアクションとアクセル・クラッチ操作でフロントを上げ、コンクリ柱にフロントが当たらないように越える練習。
十分にフロントが上がるだけのアクセルの開け具合とフロントが落ちないように、どこまでアクセルを戻さず体を後ろに残していられるかがポイント。あと、フロントを上げはじめる地点かな?

ヒューム管越え

タイヤ半分より少し高いヒューム管をさっきと同じ要領で、今度はフロントをいい位置に当てて越える練習。
アクセル戻すのが早すぎるとリアが乗る前にフロントが落ちるのでアンダーガードを打つし、お尻に突き上げをくらう。バイクにぶら下がる感じで体を残すと言われるがなかなかできない。リアが確実に上がるまでアクセルを開け続けるのが難しかった。ちょっとでもコワイと思うとアクセル開けられないのでフロントが上がらず突き刺さっちゃうし。
何度かやってたった一度だけど、ものすごくきれいにできたのをちょうどにゃんさんが目撃。ホメられた! o(≧▽≦)o

お昼休憩をはさんでミニコンペ(5セクション・2ラップ連続トライ)が行われました。

1セクション(0,0)

斜面を登ったら左にターンし、木の間を通ってちょっと下り、今度は右にターンしながらちょっと登ったら広いところに出るので、左に向きを変え枕木を2本乗り越えつつ下ってアウト。(午前中練習した所)
下ってターンに入るところに切り株があって、切り株の左右どちらにフロント通すかで次のターンのきつさが変わってくる。
2回目、田中裕大選手がラインを教えてくれてターンが楽だった。すっごい緊張したけど示されたところにちゃんとフロント通せてよかった〜(笑)

2セクション(5,0)

インしたらまずコンクリ柱を越えて左ターンし、タイヤの脇を小さく右ターン。セクションいっぱいに大きく左から回り込んでヒューム管を越えたら右にまわってアウト。
コンクリ柱はなにもしなくても越えて行けるけど、ヒューム管越えの練習のため一応ボディアクションとかをしてタイミングを思い出しておく。タイヤの脇をすぎたら左に大きく回って奥からまた戻ってこないとヒューム管にまっすぐ向けないのでラインクロスしないようセクションマーカーのギリギリを通るのが難しかった。
1回目は速度が速すぎて勢いでヒューム管を越えちゃったのでマシン制御できずコースアウトしてしまい5点。
2回目は練習を思い出してゆっくりと行けたのでヒューム管越えてからも余裕で右ターンできた。

3セクション(0,0)

斜面を登ったらすぐ長めの下り。下りきったところから右ターンで大きな轍の底をサカサカと登り、右ターンでアウト。(前日練習した所)
ここは土曜に練習したのでクリーンできるはずだというプレッシャーとの戦いだった。

4セクション(0,0)

キャンバーに登って右から左へ走り抜ける。距離が短いので勢い殺さずに一気に走り抜けておわり。最後の左ターンを失敗するとコースアウトしちゃいそうだけど問題なかった。ここも「落ちたらハズカシイ」ってプレッシャーが (^^;)

5セクション(0,0)

ウッズセクション。ちょっと下って大きな轍をまっすぐ走って右上の出口に向かって軽く登ってアウト。
出口の木と木の間に切り株があっていやらしい。
1回目問題なく行けたので2回目はちょっとラインを変えて行ってみた。ちゃんと行けてよかった〜。

3セクションから回り始めたので最後にヒューム管越えのある2セクションが残ってた。ここまでオールクリーンできてたからなんとしてもクリーンしたかったんだけど、そのために写真手前の細い方を越えるという簡単なラインを取るのもしゃくだし、せっかくヒューム管越えの練習したんだから行っとかないと失礼でしょって思ったんでやってみた。2回目は成功したから満足でし。
でもこの5点で2位だったので、やっぱり優勝って難しいんだな〜と思った次第です。

少人数制ということもあり順番待ちもなく、何度も何度も繰り返し練習でき良いテンポで乗っていられた。アクセルを開けるのがあまり怖くなくなってきたのと、前回(アズーロ杯のあと)の練習で下り方をマスターし、エンストもしなくなったのが大きかったと思う。なんと言ってもあのヒューム管をたった一度とはいえきれいに越えられたのが自分でもエライと思う。まぁ、たった1回なんでほとんどマグレなんだけどね。まだまだ上体がかぶりすぎるのを修正できないけれど「先を見ること」ができるようにはなってきたようです。

ミニコンペ終了後、田中裕人・村田慎示・小川毅士・田中裕大各選手のデモ走行をみせてもらう。
初めての人もいたので、スタンディング、フロントホップ、リヤホップ、ウイリー、エアターン、人車別体(笑)などのグランド技から、一段ステア、三段ステア、大タイヤ登り・飛び降り、段々高くなるバー飛び越えなど、てんこ盛りの内容でした。最後はもちろん初参加の人が餌食となっての人間跳び。 実に楽しい2日間でした。

来年参加する頃には中級ラインがちゃんと走れるようになっていたいな。

SUZUKAトライアルミーティング編おわり



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